ジェームズハーデンのスタッツがヤバい!主な記録をまとめた!【2018-2019年シーズン】

ロケッツのジェームズ・ハーデンが歴史的な活躍をしています。

ハーデンの2018-2019年シーズンの活躍は近年にはないモンスターぶりです。

特に得点量産ペースが凄まじいです。

今回は、ジェームズ・ハーデンのモンスタースタッツや記録をまとめました。

 

2018-2019年シーズンは序盤に苦しんでいたチームの成績もハーデンの活躍に引っ張られるように徐々に上がってきました。

ハーデンはシーズンMVP候補にも名前が挙がっており、2年連続でMVPを受賞する可能性があります。

そんなハーデンのモンスターぶりを振り返っていきます。

※記事内容は2018-19シーズン終了時点です。

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目次

ジェームズハーデンのスタッツや主な記録まとめ!

ジェームズハーデン スタッツ

ジェームズ・ハーデンが2018-2019年シーズンにマークした主な記録を見ていきたいと思います。

ハーデンの主な記録をまとめるとこんな感じ。

32試合連続30得点以上(歴代2位)

開幕から出場50試合で40得点以上20回以上(史上4人目)

2試合連続50得点以上(史上2人目)

通算50得点回数18回(歴代4位)

10試合連続35得点5アシスト以上(歴代1位)

前半だけで36得点(フランチャイズ記録)

30分未満で40得点超えのトリプルダブル(史上初)

キャリアハイ61得点(フランチャイズ記録)

1シーズンに複数回60得点以上(史上4人目)

12試合連続5本以上3P成功(NBA記録)

月間平均得点43.6得点(歴代7位)

年間3ポイント成功数300本以上(史上2人目)

全29チームに30得点以上(史上初)

1つずつ見ていきましょう。

32試合連続30得点以上

ハーデンが32試合連続で30得点以上を記録しました。

この記録を超えるのはウィルト・チェンバレンしかいません。

30得点以上の連続記録の歴代ランキングは以下の通りです。

30得点以上の連続記録ランキング

65 ウィルト・チェンバレン(61-62)

32 ジェームズ・ハーデン(18-19)

31 ウィルト・チェンバレン(62)

25 ウィルト・チェンバレン(60)

20 ウィルト・チェンバレン(64)

18 エルジン・ベイラー(61-62)

16 コービー・ブライアント(02-03)

14 トレイシー・マグレディ(02-03)

13 モーゼス・マローン(81-82)

チェンバレンは異常ですね。

NBAになってからはコービーが持っていた16試合連続という記録を抜いています。

ジョーダンがこの記録のリストにいないのが意外でした。

 

ハーデンはとにかくリングにアタックするプレースタイルです。

連続記録中の32試合で1314得点中375得点がフリースローからの得点です。

得点の約3割がフリースローでの得点ということです。

ハーデンは14-15シーズンから5シーズン連続でフリースローの試投数&成功数でリーグトップを記録しています。

 

ハーデンの今シーズンのFT%は87.9%と高確率。

ハーデンは仲間からのアシストをほとんど受けることなく自ら得点を量産しています。

開幕から出場50試合で40得点以上20回以上

ハーデンは、2月4日のサンズ戦で44得点を記録しました。40得点以上を記録したのは20回目でした。

この試合が50試合目となったハーデンは、開幕からの出場50試合で40得点以上を20回以上記録した史上4人目の選手となりました。

ハーデンの他にこの記録を持っているのは、チェンバレン、ジョーダン、リック・バリーの3人です。

 

また、1シーズンで40得点以上を20回以上記録したのは05-06シーズンのコービー以来となりました。

2試合連続55得点以上

ハーデンは1月14日のグリズリーズ戦で57得点、1月16日のネッツ戦で58得点を記録しました。

2試合連続で55得点超えを記録したのはウィルト・チェンバレン以来(1962年)で57年ぶりの記録となりました。

 

グリズリーズ戦での57得点は他のロケッツの選手の得点(55)、グリズリーズのスターターの得点(53)よりも高い得点でした。この日のハーデンの出場時間は大差がついていたこともあり34分と短めでした。

 

ハーデンは連続で50得点以上を記録した次のレイカーズ戦でも48得点を記録。もう少しで3試合連続50得点オーバーを記録するところでした。

3試合での総得点163得点はコービーの175得点(2007年)に次ぐ高得点でした。

 

ハーデンは2017年にも2試合連続の50得点オーバーを記録しており、2試合連続50得点以上はキャリア2度目でした。

【更新】
3月20日のグリズリーズ戦で57得点、3月22日のスパーズ戦で61得点を記録。2試合連続50得点以上はキャリア3度目となりました。

通算50得点回数18回

ジェームズ・ハーデンは今シーズン9回の50得点オーバーを記録しています。

 

50得点以上は通算18回目となり現役最多となっています。
(現役2位はレブロン・ジェームズの12回)

 

通算18回の50得点以上はNBA歴代4位となっています。

50得点以上を記録した回数の歴代ランキングは以下の通りです。

50得点以上の回数ランキング

1位 ウィルト・チェンバレン 118回

2位 マイケル・ジョーダン 31回

3位 コービー・ブライアント 25回

4位 ジェームズ・ハーデン 18回

5位 エルジン・ベイラー 17回

6位 リック・バリー 14回

7位 レブロン・ジェームズ 12回

8位 アレン・アイバーソン 11回

チェンバレンの記録は不滅ですね。

ハーデンはどこまでいけるでしょうか?

 

12月13日のレイカーズ戦では50得点10リバウンド11アシストのトリプルダブル、3月30日のキングス戦では50得点11リバウンド10アシストのトリプルダブルを達成しています。

50得点以上のトリプルダブルはキャリアで5回目です。

 

この記録は昨シーズンですが、ハーデンは2017年1月のマジック戦で60点以上のトリプルダブルも達成しています。
(60得点10リバウンド11アシスト)

これはNBA史上初の大記録です。

 

1シーズンでの50得点オーバーの回数6回(更新:9回)は過去50年でコービー(06-07 10回)、ジョーダン(86-87 8回)に次ぐ記録です。

 

今シーズンハーデンが50得点以上した試合では6勝3敗と勝ち越しています。結果もついてきていますね。

10試合連続35得点5アシスト以上

12月17日のジャズ戦から1月5日のブレイザーズ戦まで10試合連続で35得点5アシスト以上を記録しました。

これまで35得点5アシスト以上の連続試合数記録は年間トリプルダブルを達成しているオスカー・ロバートソンの7試合連続でした。

ハーデンはこの記録をあっさり更新。しばらく抜かれることはないかもしれない大記録です。

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前半だけで36得点

1月14日のグリズリーズ戦で57得点を記録したハーデンは前半だけで36得点を記録しました。

これはフランチャイズ記録でした。

 

この試合では渡邊雄太選手が試合に出場しています。

渡邊選手はベンチでハーデンのハイパフォーマンスを目撃しました。

 

【更新】

2019年3月22日のスパーズ戦で61得点を記録。

第1Qだけで27得点、前半だけで37得点を記録して記録を更新しました。

30分未満で40得点超えのトリプルダブル

1月11日のキャバリアーズ戦で出場時間30分未満で40得点超えのトリプルダブルを達成しました。

29分34秒の出場で43得点10リバウンド12アシスト。

相変わらず異次元のパフォーマンスです。

出場時間30分未満で40得点超えのトリプルダブルはNBA史上初の記録です。

キャリアハイ61得点

1月23日のニックス戦でキャリアハイの61得点を記録しました。

マディソン・スクエア・ガーデン(MSG)での最多得点記録はカーメロ・アンソニー(当時ニックス)が2014年に記録した62得点です。

 

ハーデンはコービーが2009年2月に記録して以来となる61得点をマークしました。ロードチームの最多得点記録です。

MSGでの得点記録は以下の通りです。

MSGでの得点記録

1位 62得点 カーメロ・アンソニー(14年)

2位 61得点 コービー(09年)、ハーデン(19年)

4位 60得点 バーナード・キング(84年)

5位 55得点 バーナード・キング(85年)、マイケル・ジョーダン(95)

 

現役ではカリーが54得点を記録しています。

 

さらにハーデンはこの試合で15リバウンドを記録。

60得点15リバウンド以上を記録したのは2000年のシャック以来の快挙となりました。

ハーデンは1番2番ポジションの選手なんですけどね。本当に凄いです。

 

ニックス戦終了時点での直近5試合の平均得点が52.2得点(261得点)という驚異的な数字を記録。

この記録は過去50シーズンにおいて2番目に高い記録となりました。

ハーデンの記録を超えるのは2007年にコービーが記録した53.6得点(268得点)です。

 

さらにハーデンは1試合での得点で球団新記録を樹立しています。

ロケッツの1試合での歴代得点ランキングは以下の通りです。

ロケッツの1試合での歴代得点ランキング

1位 61得点 ハーデン(18-19) ※1月23日

1位 61得点 ハーデン(18-19) ※3月23日

3位 60得点 ハーデン(17-18)

4位 58得点 ハーデン(18-19) ※1月16日

4位 58得点 ハーデン(18-19) ※2月28日

6位 57得点 ハーデン(18-19) ※1月14日

6位 57得点 ハーデン(18-19) ※3月20日

6位 57得点 カルヴィン・マーフィー(77-78)

9位 56得点 ハーデン(17-18)

ハーデンが独占です。

1シーズンに複数回60得点以上

ハーデンは2019年3月22日のスパーズ戦で61得点を記録しました。

2019年1月24日のニックス戦でも61得点を記録しており、シーズン2回目、キャリア3回目の60得点オーバーとなりました。

ハーデンは同一シーズンに複数回60得点以上を記録した4人目の選手となりました。

 

ちなみにチェンバレンは61-62シーズンに15回60得点以上を記録しています。恐ろしいですね。

12試合連続5本以上3P成功

この記録は意外だったんですけど、ハーデンが3ポイント5本以上連続成功数記録を作りました。

12試合連続で1試合5本以上の3ポイントを成功しました。これはNBA記録です。

12月19日のウィザーズ戦から1月11日のキャバリアーズ戦までの12試合で記録しています。

 

これまでの記録は、ステフィン・カリーが今シーズン開幕戦から7試合連続5本以上成功という記録を持っていました。

【更新】
その後カリーは、3月16日~4月2日までに9試合連続5本以上の3ポイントを決めました。

 

多くの3ポイントの記録を持っているカリーの記録を更新するとは驚きです。

 

連続5本以上を決めた12試合の3ポイントは81/194(41.7%)で沈めており、高確率で決めていることがわかります。

 

さらにハーデンは通算3ポイント成功数で歴代13位につけています。

個人的にハーデンは3ポイントのイメージがなかったですが、ここまで決めていたんですね。

月間平均得点43.6得点

ハーデンは2019年1月の月間MVPを受賞しました。

1月の平均得点は43.6得点という驚異的な数字を残しています。得点以外の部門でも1月は8.7リバウンド7.6アシスト2.1スティール1.2ブロックという数字を残しています。すべての数字が素晴らしく、得点だけではないところを見せています。

 

ハーデンが記録した月間平均43.6得点は、10試合以上に出場した選手の月間平均得点として、史上7番目の数字でした。上位6個の記録はすべてチェンバレンが持っています。

他にも、平均40得点、8リバウンド、7アシストを記録した最初の選手となりました。

ジョーダンやコービーでさえも記録したことのない数字をハーデンは達成してしまいました。

年間3ポイント成功数300本以上

ハーデンが3ポイント成功数300本以上を達成しました。

【更新】
ハーデンの今シーズンの3ポイント成功数は378本でした。

 

過去に年間300本以上決めている選手はステフィン・カリーのみです。

カリーは15-16年にNBA記録となる402本、16-17年に324本、18-19年に354本を決めています。

 

カリーの3P%はこれまでキャリアで4割を切ったことのない確率で決めています。

一方、ハーデンの確率は36.8%です。悪い数字ではないですが、良くもないといった確率。入りだすと止まらない、入らないときはとことん入らないです。

ハーデンの場合は「数打てば入る戦法」ですね。エースだから許されることです。

全29チームに30得点以上

ハーデンが今シーズンに対戦した全29チーム相手に30得点以上を記録しました。

これはNBA史上初の快挙です。

 

今シーズン初の対戦となった2019年2月25日のホークス戦で28得点で終わり、30得点以上の連続記録が32でストップしていました。

全チームに28得点以上という記録を残していましたが、今シーズン2回目にして最後の対戦となった3月19日のホークス戦で31得点を記録したことで全チームに30得点以上記録という快挙となりました。

ハーデンはどのチームも抑えられないということですね!

おまけ:週間MVP

2019年1月22日に発表された週間MVPにハーデンが選出されました。

今季3度目の選出。キャリア21度目の選出です。

期間中の3試合で平均54.3得点9.0リバウンド4.7アシスト2.3スティールというモンスタースタッツを記録しました。

 

他にはこんな記録があります。

 

■直近20試合で平均40得点以上の試合数

 

■NBA全チームに40得点以上を記録。

 

■10試合で400得点

 

■2800得点以上、500アシスト以上

 

 

全部は拾いきれませんでした。

NBAは色んな記録がありますね。

 

ハーデンは今シーズン36.1得点をマーク。リーグ史上6人目となるシーズン平均35.0得点達成となりました。

直近では、コービーが05-06シーズンに平均35.4得点を記録しています。

 

そのコービーはハーデンの驚異的な活躍とチーム状況についてコメントしています。

「あのスタイルでは優勝できない」

ハーデンのような活躍をした05-06シーズンのコービー率いるレイカーズはプレーオフ1回戦で敗退しています。

 

コービーは「ハーデンは今のままでは優勝できない」と話した後にこんなコメントを残しています。

「ただ、持ちこたえて、チームを勝たせ続けることも重要で、彼はそれをやっているんだ」

まとめ

今回はハーデンのモンスタースタッツについてまとめました。

ハーデンはこのほかにも様々な記録を作っています。

現在10年目で29歳。今がまさに全盛期ですね。

ハイパフォーマンス過ぎてレギュラーシーズンで消耗してプレーオフまで持つか心配です。

今シーズン開幕後のロケッツは苦戦し、ハーデンのインパクトもそこまで強くなかったので、シーズンMVPはヤニスかレブロンかな~なんて思ってました。

しかし、12月に入ってから髭が一気にブレイクして一気にMVP候補になりました。

今後もハーデンの活躍が楽しみです。

 

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