「NBAスラムダンクコンテスト」は、オールスターウィークエンドに開催されるイベントです。
毎年ダンクに自信のある選手が驚きのダンクを見せてくれます。
これまでに数多くの名勝負、名ダンクが誕生しました。
この記事では、NBAスラムダンクコンテストの歴代優勝者を一覧でまとめています。
あなたは、どの年のダンクコンテストが印象に残っていますか?
NBAスラムダンクコンテストの歴代優勝者
NBAのスラムダンクコンテストが始まった1984年からの歴代優勝者をご紹介します。
年 | 選手名(所属チーム) |
---|---|
1984年 | ラリー・ナンス(フェニックス・サンズ) |
1985年 | ドミニク・ウィルキンス(アトランタ・ホークス) |
1986年 | スパッド・ウェブ(アトランタ・ホークス) |
1987年 | マイケル・ジョーダン(シカゴ・ブルズ) |
1988年 | マイケル・ジョーダン(シカゴ・ブルズ) |
1989年 | ケニー・ウォーカー(ニューヨーク・ニックス) |
1990年 | ドミニク・ウィルキンス(アトランタ・ホークス) |
1991年 | ディー・ブラウン(ボストン・セルティックス) |
1992年 | セドリック・セバロス(フェニックス・サンズ) |
1993年 | ハロルド・マイナー(マイアミ・ヒート) |
1994年 | アイゼイア・ライダー(ミネソタ・ティンバーウルブズ) |
1995年 | ハロルド・マイナー(マイアミ・ヒート) |
1996年 | ブレント・バリー(ロサンゼルス・クリッパーズ) |
1997年 | コービー・ブライアント(ロサンゼルス・レイカーズ) |
1998年 | 未開催 |
1999年 | ロックアウト影響でオールスターが中止 |
2000年 | ビンス・カーター(トロント・ラプターズ) |
2001年 | デズモンド・メイソン(シアトル・スーパーソニックス) |
2002年 | ジェイソン・リチャードソン(ゴールデンステート・ウォリアーズ) |
2003年 | ジェイソン・リチャードソン(ゴールデンステート・ウォリアーズ) |
2004年 | フレッド・ジョーンズ(インディアナ・ペイサーズ) |
2005年 | ジョシュ・スミス(アトランタ・ホークス) |
2006年 | ネイト・ロビンソン(ニューヨーク・ニックス) |
2007年 | ジェラルド・グリーン(ボストン・セルティックス) |
2008年 | ドワイト・ハワード(オーランド・マジック) |
2009年 | ネイト・ロビンソン(ニューヨーク・ニックス) |
2010年 | ネイト・ロビンソン(ニューヨーク・ニックス) |
2011年 | ブレイク・グリフィン(ロサンゼルス・クリッパーズ) |
2012年 | ジェレミー・エバンス(ユタ・ジャズ) |
2013年 | テレンス・ロス(トロント・ラプターズ) |
2014年 | ジョン・ウォール(ワシントン・ウィザーズ) |
2015年 | ザック・ラビーン (ミネソタ・ティンバーウルブズ) |
2016年 | ザック・ラビーン (ミネソタ・ティンバーウルブズ) |
2017年 | グレン・ロビンソン3世(インディアナ・ペイサーズ) |
2018年 | ドノバン・ミッチェル(ユタ・ジャズ) |
2019年 | ハミドゥ・ディアロ(オクラホマシティ・サンダー) |
2020年 | デリック・ジョーンズ・ジュニア(マイアミ・ヒート) |
2021年 | アンファニー・サイモンズ(ポートランド・トレイルブレイザーズ) |
2022年 | オビ・トッピン(ニューヨーク・ニックス) |
2023年 | マック・マクラング(フィラデルフィア・76ers) |
NBAダンクコンテスト初代王者は、現在NBAで活躍しているラリー・ナンスJr.の父親であるナンスSr.でした。
ナンスJr.は、2018年のダンクコンテストに出場して父親のジャージを着てダンクをしています。
連覇している選手は、マイケル・ジョーダン(87・88)、ジェイソン・リチャードソン(02・03)ネイト・ロビンソン(09・10)、ザック・ラビーン(15・16)の4選手です。
最多優勝選手はネイト・ロビンソンの3回(06・09・10)です。
コービー・ブライアントは史上最年少の18歳で優勝しています。
最も身長が低い優勝者は1986年のスパッド・ウェブで168cmでした。
2008年に優勝したドワイト・ハワードは優勝者の中で唯一のセンターでした。
NBAスラムダンクコンテストのハイライト動画
1984年から2023年までの満点(50点)ダンクをまとめた動画です。
Every 50-Point Dunk In NBA Dunk Contest History (1984-2023)!
80年代のマイケル・ジョーダンvsドミニク・ウィルキンス。
3年ぶりに開催された2000年のビンス・カーター。
2016年のザック・ラビーンvsアーロン・ゴードン。
このあたりがダンクコンテストのハイライトですね。
マンネリ気味だったダンクコンテストの復活を印象づけた2023年のマック・マクラングのダンクも必見です!
本当に盛り上がりました。
NBAスラムダンクコンテストの名勝負
NBAスラムダンクコンテストの名勝負を2つピックアップしました。
【1988年】マイケル・ジョーダンvsドミニク・ウィルキンス
共に1度ダンクコンテストで優勝しているジョーダンとウィルキンスの戦いが繰り広げられた1988年のハイライトです。
Best of 1988 Slam Dunk Contest | Michael Jordan, Dominique Wilkins
ジョーダンの有名な「フリースローダンク」もこの年に成功させています。
フリースローダンクで満点を出したジョーダンが勝利し、2年連続2回目の優勝となりました。
ウィルキンスは1990年に2度目の優勝を果たしています。
【2016年】ザック・ラビーンvsアーロン・ゴードン
前年に優勝して連覇を狙うラビーンと初出場のゴードンの2014年ドラフト組対決のハイライトです。
Zach LaVine and Aaron Gordons AWESOME 2016 Slam Dunk Duel
この年のダンクコンテストは本当にハイレベルで、ラビーンとゴードン2人をチャンピオンにしたいくらいでした。
予選を突破した両者はファイナルラウンドでもハイレベルなダンクを次々と出します。通常2回で終わる決勝のダンクでしたが2人とも50点のダンクを叩き出すため、4回目までもつれました。
4回目のダンクで47点だったゴードンに対し、満点を出したラビーンが連覇を果たしました。引き出しの多さの勝利でした。
NBAスラムダンクコンテストの歴代最高ダンクは?
「スラムダンクコンテストの歴代最高のダンクは?」と聞かれたらビンス・カーターのダンクを挙げます。
2000年のビンス・カーターの全ダンクはこちら!
Vince Carter puts on a show in legendary 2000 Slam Dunk Contest
ダンクコンテストはマンネリ化を理由に1998年は開催されず、1999年はロックアウトの影響でオールスター自体が行われませんでした。
2年の沈黙を破って開催された2000年のダンクコンテストでビンス・カーターが歴史に残るダンクを連発し衝撃を残しました。
私はリアルタイムで見てましたが衝撃的でした。
1本目のダンクが終わった時点で優勝はカーターで決まりでした。
現地解説も「Let’s Go Home! Let’s Go Home!(優勝者は決まり!)」と言ってましたね。本当に圧倒的でした。
他の選手のダンクも含めたハイライトはこちら!
Best of 2000 NBA Dunk Contest
この年は他の選手がかわいそうでしたね。
スティーブ・フランシスやカーターの従兄弟のトレーシー・マグレディもハイレベルなダンクを見せました。それでもカーターの前では完全にかすんでましたね。
一番かわいそうだったのがカーターの次にダンクをしたジェリー・スタックハウスです(笑)
カーターのダンクで会場がどよめく中静かにダンクをしていたのが印象的です。
この年のダンクコンテストは永久保存版ですね。
→ NBAの最新情報を「NBA Rakuten」でチェックする!
コメント